googleの有志が、Quake 2のJAVA移植版であるJake 2をGoogle Web Toolkitにポーティングしたもの。
そのうちゲームはこうなるかも、という一つの形だと思う。
WebGLでの3D描画だけでも十分興味深い。
将来的には、対応ブラウザなら追加プラグインなしでこれだけのことができるようになるようだ。
■準備
ビルドに必要:vorbis-tools, lame, openjdk
ソースコードの取得に必要:mercurial
対応ブラウザ:Google Chrome, WebKit (どちらもNightly build)
■ソースの取得・ビルド
Fedora 12(x86)を入れたAtom 330なマシンでビルドしてみた。
手順はココに書いてあるとおり。
ソースを取得
$ hg clone https://quake2-gwt-port.googlecode.com/hg/ quake2-gwt-port
ビルド・インストール
(途中、必要なデータの取得のためにネットワークアクセスが発生する)
$ cd quake2-gwt-port
$ ./build-dedicated-server
$ ./install-resources
$ cp -r maven-build/server/target/gwtquake/war/gwtquake war (忘れずに)
■動作確認
サーバプロセスの起動
$ ./run-dedicated-server (デフォルトで8080/tcpで待ち受け)
対応ブラウザから、http://example.com:8080/GwtQuake.html へアクセス。
chromeの場合、--enable-webgl --no-sandbox の2つのオプションを付けて起動する必要がある。あらかじめショートカットを作っておくと便利だ。
■一応、動いた。
手元の環境だと、GPU(GeForce8600)がイマイチなのかウインドウを小さくしてもフレームレートは15fps前後だった。(OSはWindows 7 (x64))
マルチプレイはメニューに表示されないので試していない。
今後、対応ブラウザが増えてくるとおもしろくなってきそうだ。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿